2012年01月27日 NTTと科学技術振興機構(JST)は26日、自然界の基本粒子とは異なる「準粒子」の存在が期待される電子状態を世界で初めて解明したと発表した。
 次世代の高速計算機である量子コンピューターの実現につながる、エラー発生率の非常に低い新しい量子計算の手法として有望という。純度の高い半導体結晶中に現れる特殊な電子状態を、独自開発の高感度核磁気共鳴(NMR)法で測定することで得られた。米科学誌サイエンス電子版に公開される。
 共同グループは、フェルミ粒子やボーズ粒子といった自然界の基本粒子とは異なる「非アーベリアン準粒子」と呼ぶ粒子の存在を表す電子状態を解明した。NMR法を使って電子のスピン状態を正確かつ直接的に測定し、すべてのスピンが同じ向きにそろっていることを明らかにした。

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